医療費控除の確定申告をe-taxで行う方法は?
医療費控除をするためには確定申告が必要っていうけど
どんな手順をやればいいの?
医療費控除の確定申告をe-taxで行いたい
今回はこのような疑問にお答えしていこうと思います
✓この記事のおススメする人
医療費控除をe-taxで行いたい方
【表1】で③に該当する方
表1【自分に合った確定申告の方法】
この記事では
医療費控除の確定申告をe-taxで行う場合の手順を解説します
手順①手元に必要書類を準備する
まずは、確定申告書を作成するための必要書類を揃えます
e-taxで医療費控除の確定申告の場合に必要な書類は次の通りです
- 源泉徴収票
- マイナンバー
- 医療費の支払いがわかる領収書やレシート、医療費のお知らせ
これらの書類はe-taxで医療費控除の確定申告をする際に使うので手元に用意しましょう
手順②スマートフォンからe-taxで確定申告書作成する準備をする
スマートフォンから【マイナポータル】をダウンロードする
マイナポータルから【ログイン】をクリックし
マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書のパスワードを入力
(利用者証明用電子証明書はマイナンバーを作成した時の4桁の暗証番号)
マイナンバーカードをスマートフォンに読み込ませる
画面に従って、マイナンバーカードの上にスマートフォンを置けば完了だよ
ログインするとログイン画面に行きます
下にスクロールしていき「もっとつながる」をクリック
もとつながるから「e-tax」をクリックする
「e-tax」のサイトになるので確定申告書作成開始に進む
ここまででe-taxで確定申告書を作成する準備は完了です
次へをクリックしてあとは、
申告内容に関する質問に従い選択していきましょう
手順③確定申告の給与所得の入力をしていく
会社に勤めている方は下記のように選択していきましょう
登録情報を確認し、本人情報を【取得する】をクリック
マイナポータルの連携に同意して、【次へ】をクリック
取得情報の選択は【取得しない】をクリックします
次に、源泉徴収票を見ながら給与所得の入力をしていきましょう
(カメラで写真を撮るか直接手入力していきましょう)
ここまでで、給料所得の入力は完了です!
手順④医療費控除の入力をしていく
控除等入力になるので医療費控除に進む
医療費控除を適用を選択し次へ
医療費控除の入力の方法は次の2つの方法があります
2つの方法をどちらも使っていくと入力しやすいですよ
①医療費通知【医療費のお知らせ】をみながらの入力方法
医療費通知の入力の場合、医療費のお知らせを確認します
・A通知に記載された医療費の合計額を入力する
・Aのうち令和3年中に、実際に支払った医療費の合計額を入力する
【医療費のお知らせ】
医療費のお知らせをとは、自身の治療費にかかった医療費が明記された書類です
(国民健康保険の受診者でなければ送付されません)
医療費のお知らせをみれば領収書がなくても
令和3年1月から9月までの医療費にかかった医療費の合計が分かります
注意:令和3年10月から12月末までにかかった医療費の記載はありません
令和3年10月~12月の期間で医療費がかかった場合には、
②医療費の領収書からその期間にかかった金額を入力をする必要があります
②医療費の領収書等をみながらの入力方法
医療費の領収書やレシートをみながら入力していきましょう
妊婦健診や分娩費、入院費用は【医療費のお知らせ】には記載がないので
・医療を受けた方の氏名(本人・配偶者・子供など)
・病院・薬局などの支払先の名称
・医療費の区分・A支払った医療費の額
・Aのうち生命保険や社会保険などで補てんされる金額を入力する
入力し終えると自動で医療費控除を計算してくれます
これで医療費控除の明細書が完成です
手順⑤作成した確定申告書と医療費の明細書をe-taxで税務署に送信する
その他の控除の入力は各自で手順に従っていきましょう
すべての入力が終わると自動で確定申告書が作成されます
その申告書のデータを税務署に送信する画面になります
税務署に送信するためには
マイナンバーカードを作成した時の12桁と4桁の暗証番号が必要になります
画面に従い、暗証番号を入力し
マイナンバーカードをスマートフォンに読み取らせると送信ができます
これでe-taxでの医療費控除の確定申告が完了です
お疲れ様でした
最後に税務署から後日問い合わせがあった場合に、領収書やレシートを提示できないと、
追加徴税される可能性があるので注意が必要です!
5年間は大切に保管しておきましょう
まとめ
医療費控除のe-taxでの確定申告の仕方について解説させてもらいました
参考になれば嬉しいです
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